こんにちは、ブタズです。
「合同会社の変更登記を自分でやった話」のエントリーでは合同会社の代表社員・業務執行社員を退任してみた訳ですが、今回はその逆です。
再び新しく会社を立ち上げることになりましたので、自分でやってみた過程と感想を執筆していきたいと思います。
会社を設立するのは今回で2回目です。
1回目は申請書や添付書類を物理的に用意して、法務局に直接提出する方法をとりました。今回はオンライン完結での会社設立にチャレンジしていきたいと思います(^o^)/
前提:どんな感じの会社を作るのか?
会社といっても種類があるし、手続き方法も分岐します。今回設立する会社は本当に個人的な小規模事業・資産管理の会社です。いったん1人社長の会社として立ち上げます。
その他諸々必要最低限で決めました。こんな感じです。
| 項目 | 決定事項 | 備考 |
| 商号(会社名) | 元々決めてた名称 | 他に同名の会社がないかだけチェックして決めました。 |
| 本店所在地 | バーチャルオフィス | よくいくターミナル駅に商用登記可能な住所を借りました。管轄の税務署も会社住所の市区町村になります。 |
| 会社形態 | 合同会社 | 今後事業を盛大に拡大していく想定はほぼないので合同会社で十分と判断。 |
| 資本金 | 10万円 | 会社設立時にかかるコスト分だけ資本金に設定してみました。 |
| 事業目的 | ・*** ・*** ・前各号に附帯関連する一切の事業 | 定款に事業目的を載せる必要があるのでちゃんと決めなければいけません。設定外の事業を行うと税務リスクが発生したりするので慎重に。 |
| 事業年度 | 設立月から翌年設立前月末 | 丸々1年間で設定するのが一番お得かなと思います。設立初年度が1年未満の場合、所得を年換算して税率区分を決めることになります。実際稼いだわけでもないのに税が増えて悲しい気持ちになります…。 消費税事業者になるか否かの計算も年換算なので要注意。 |
| 設立日 | 個人的な記念日 | 本当は1日にするのが税務上お得なんだけど、月の途中の中途半端な日付に設定しちゃいました |
添付書類をPDFでガンガン作成!
会社の要件が決まったところで、設立登記に必要な書類作成に入ります。
必要書類は以下のとおり!MoneyFowardやfreeeの会社設立サービスを利用すれば必要な書類は全部明らかになるのでそこで確認するのが楽で確実です(設立サービスを利用するだけなら無料です)。
- 定款
- 就任承諾書
- 払い込みがあったことを証する書面
- 資本金の振り込み履歴のエビデンス
- 印鑑(改印)届書
定款
1社目設立の際にMFクラウド上で行政書士さんに¥3,000で作成いただいたんですが、今回はそちらを流用して作りました。ネット上に転がってるテンプレを使って作成する感じでも良いと思います。
就任承諾書、払込があったことを証する書面
こちらもMoneyFoward会社設立上のテンプレ通りに作成した感じです。
資本金の振り込み履歴のエビデンス
銀行名、口座番号、口座名義人、振り込み履歴がわかるエビデンス(スクショ)が必要です。
資本金振り込み日は定款作成日の後になっていないとだめです。ここだけ要注意。
私はうっかり逆で出しちゃって補正になりました…。
なお、PDFにはマイナンバーカードを用いての電子署名が必要になります。
法務局が提供しているソフトがうまく動かなかったりでめちゃめちゃハマりました。PDFに電子署名付与するのが一番難易度高かったですまじで。本当につらい。
印鑑(改印)届書
会社設立時の印鑑届はなんとオンライン申請で完結するらしいです。便利〜!
こちらの「オンラインによる印鑑の提出又は廃止の届出について(商業・法人登記)」というページに申請の仕方や様式が載ってます。
申請書の様式や印刷方法まで違うようなので要注意でした。
オンラインでいざ登記申請!
「商業・法人登記のオンライン申請について」を熟読すれば申請できます。
①申請用総合ソフトと言う専用ソフトをダウンロード
②アカウントを作成
③申請書のフォームを埋める
④上述で作成した添付書類(PDF)を添付する
⑤マイナンバーカードで署名を付与して
⑥申請ボタンポチ
⑦登記費用を納付する
という感じです!!!!添付書類のPDFが作成できてればあとは楽勝です。
申請日にご注意
私の場合「会社設立日は絶対この日付にしたい」というのが決まっていました。
設立日は会社設立の登記申請を法務局が受領した日になります。このため設立日を決めうちにしたい場合は、「1. 設立日当日(早めの時間帯)に法務局に申請書を持ち込んで申請する」「2. 設立日の前日の法務局営業終了後にオンライン上で申請する」のいずれかが必要です。
今回はオンライン申請をしたため2の方法をとりました。
事前に申請書を作成し、添付資料も添付済みの状態を作る
オンラインで登記申請をするにあたって「申請用総合ソフト」というのが必要になります。こちらからダウンロードします。Windowsじゃないと動きません。。。🥺
🔽「申請書作成」から「登記申請書(会社用):合同会社の設立(代表社員が法人でない場合, 現物出資なし)【署名要】」を選択しました。

🔽申請書を埋めます。これはそんなに迷うところはありません。

いざ申請!
申請書を埋めて、事前に作成した添付資料(PDF)を添付。最後にマイナンバーカードを用いての署名付与を行います。これが終われば「申請データ送信」ボタンがクリッカブルになります。
オンラインなので24時間送信可能かと思いきや、営業時間外は押せません。窓口でもないのになんで笑
と言うわけで、会社設立日にしたい日の朝イチ営業開始時刻8:30に申請データ送信しました。
しかし申請一発で通らず…補正になりました🥺
申請当日にステータスが「審査中」となり、翌営業日に補正のお知らせが来ました。
理由は「定款作成日よりも資本金入金日が前であること」でした。
会社設立日付の領収書(個人が資本金を支払い、会社が受領したという書面)作成して添付することで通りました。資本金を入金し直してスクショを取り直すと言う羽目にならなくてよかった…。
そんな訳で、申請日から約1週間後に設立完了、法人番号ゲットとなりました。
会社設立日も希望通りの記念日にできました✌️嬉しい!
オンライン申請の感想
オフラインでの申請、オンライン申請と両方やってみたけどどっちもどっちでしたかねえ。
オフラインでの申請は、「不備があったら教えてください!」などと窓口で言ってやり取りができるので安心感があります。後から指摘がくることもなかったです。
ただ、定款をわざわざCDに入れて提出しなきゃならなかったり収入印紙を物理的に購入して貼付したりするのが若干面倒かな〜。
6万円分の収入印紙を持ち運んでいる間はかなりドキドキしました。ピラっとどっかに飛ばされたら終わる!!!!みたいな。
オンラインでの申請は手順の途中でハマらなければ簡単で最高です。
会社を設立し、法務局で記念撮影をしたい!!などの特殊事情がないのならオンラインでの申請がおすすめです。(オフライン申請をしたとき、私は記念撮影をしましたw)